コットンの物語\モノの過去・現在・未来 エシカルという消費を考える/

カテゴリー │エシカル

事務局管理人です。





浜松は織物の街です。

それは織物の顔が見える街


私たちが取り扱っている生地のほとんどは
機屋さんから直接買い入れていて
生地一枚一枚から機屋さんの顔が思い浮かぶ


希少で贅沢な土地柄です。


ただ、「糸」は何処産?
ていうとほとんどすべてが外国からの輸入です。

私も「糸」については無知だったのですが
エシカルコンシェルジュ講座で
少し綿花の話が出てきましたので、
この場でシェアしたいと思います。

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「綿花」は別名
食べられない農作物


と言われていて
ほとんどがインド・バングラディッシュなどの
小規模農家の手によって栽培されています。

綿を収穫する際には
その形状から葉や茎を強い農薬で枯らせてから
収穫をするので

生産者の農薬にる被害で

年間1万人から2万人くらいの方が亡くなられている


という現状がある。
しかも生産者の中には多くの子供が含まれています。


私も初めて知りました。


2013年 バングラディッシュのダッカで
縫製工場が崩壊し多くの死者が出たそうですが

3000人の従業者のうち1100名の死亡者。
亡くなられた多くは19歳から21歳の若い女性
10時間労働を時給17円で働いていた事実が明るみになりました。



今私たちの身近にあるファストファッションは
そんな物語の「過去」を持っているんですね。




間違えなくその恩恵を受けている私自身も
そういう事実をやっと「知る」ことが出来ました。


まずは「知る」こと。
それが「問題意識」が生まれるためのスタートです。

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【エシカル消費】
地域の活性化雇用なども含む、人、社会、地域環境に配慮した消費のこと
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